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01. タネに国境はない

初の海外輸出は1920年。ハワイへの長ダイコンの種子輸出に始まり、7年後には初の英文カタログを発行するほど、業界内でも早くから海外展開を視野に入れていたタキイ。 現在は世界12カ国に拠点を設け、アジア、北・南米、ヨーロッパにおける販売ネットワークを構築。輸出先は世界120カ国以上に広がっている。

気候風土や食文化、栽培方法は、国や地域によって大きく異なる。また地球温暖化に伴う環境の変化が進む中で、世界各国で適地適作を実現すべく、タキイは世界のさまざまな地域に研究農場を開設。営業と研究開発による部門間の連携で実現する、徹底した現地密着型マーケティングと、世界トップクラスの育種技術で開発に挑み、誕生させた品種はすでに2000種を超えている。

02. 国内シェア70%超えという責任

現在国内で流通しているトマトやナスの70%以上、ニンジンの60%以上がタキイの品種で成り立っている。日々の食生活を生み出す立役者と言っても決して過言ではない。仮にタキイからの種子の供給が止まることがあれば、それだけの影響が国民の生活に出てしまうのだから—。

これほどのシェアを獲得し続けているのは、生産者や流通、消費者の求める優れた品種を生み出し提案していく力だけでなく、高品質なタネを安定的に供給する力があるからだ。国内に留まらず世界中から需要のあるタキイのタネだが、それらは畑で作られる「農産物」。それゆえタネの出来具合がその年の気象条件に左右されることも少なくはない。そこでタキイは安定してタネを供給できるよう、国内だけでなく海外にも採種地を展開。さらに北半球と南半球の両方に複数の採種地を持つことで、さまざまなリスクを分散させ、1年を通じて種子生産を可能にしている。天候不良や食糧不足など不測の事態となっても迅速に対応できるよう、世界に拠点ネットワークを広げ体制を整えるのも、食の原点を支え、市場で高い評価を受けているタキイならではの使命である。

→ さらに詳しく: 【桃太郎開発秘話】
http://www.takii.co.jp/brand/momotaro.html

03. 幅広いフィールドと大きな裁量権

若手にもどんどん仕事を任せてチャレンジする機会を与え、現場で多くの経験を積ませることで一人ひとりの力を大きく伸ばしていく—。これがタキイの人材育成方針。国内営業では入社2年目から一都道府県の担当になり、数億の売上げを担うことも珍しくない。シェア0を1に、99を100にするため、どんな戦略を立てアプローチしていくのか。早くから大きな裁量権が与えられ、自分自身でゴールまでの道のりを描くことができる。海外営業は本社を拠点に、商談や産地調査のために担当地域へ飛ぶ。各国の気候風土、文化、嗜好、流通など自分の目で見て感じ取り、大陸規模のビジネスを仕掛ける。日本と異なる習慣・言語という環境の中で、さらに提案力を磨いていく。

長い歴史と伝統のあるタキイ。しかし求めるのはそれを受け継ぐことだけではない。若手の型にはまらない新しい発想や意見を大切にし、育てていく風土がタキイにはある。最初はがむしゃらな日々でも、数年後、仕事を通じて成長した自分自身が待っている。

04. 「食」の未来を創る

「食」の原点を担うタキイには、人々の食生活を支えるという大きな使命がある。しかし、決してそれだけに留まらない。 例えば2008年に開発したトマト「桃太郎ゴールド」。生活習慣病予防に効果があると言われるリコピンを、従来のトマト以上に体内に吸収しやすい形で含有量を増やすことに成功した画期的な新品種だ。健康志向のニーズにこたえることはもちろん、加工食品の新たな原材料としても今業界を超えて注目を集めている。

さまざまな切り口から新たな価値を持つ品種を開発することで、食の常識を変え、食の未来を創り出すことだってタキイには可能だ。

常に時代の一歩先を見つめ、食の可能性に挑み続けるタキイ。その限りないチャレンジスピリッツがここにある。

→ さらに詳しく: 【機能性野菜「ファイトリッチシリーズ」】
http://www.takii.co.jp/tsk/phytorich/index.html

タキイの事業ポイント

BUSINESS POINT

05. 次なる挑戦のために

長い年月をかけて培ってきた世界最高峰の育種技術とその革新で、画期的な新品種を次々と生み出し、野菜・草花種子の売上で世界トップ5に入るタキイ。 設立以来、その実績とともに安定した経営基盤を築いてきた。新たに建設される世界中の研究農場や、最新のバイオテクノロジー研究施設も全て自社資金で賄い、金融機関からの融資を受ける必要がない。180年間本業に専念する姿勢を変えず、着実に研究を重ね、高品質種子を開発、世界市場へと供給してきた。そんなタキイの揺るぎない経営基盤は常に社員を全面的にバックアップし、限りない可能性とフィールドを提供し続けている。 世界の「食」と「農業」の飛躍のための、更なる挑戦を重ねていくために。

06. 脈々と受け継ぐ「一粒萬倍」の精神

江戸時代後期の1835年(天保6年)、篤農家として信頼を集めていた初代 瀧井治三郎が、人々の求めに応じて京野菜の種を分譲するようになったのがタキイ種苗の興りである。東寺の門前に店を出していたことから「東寺の種屋」として知られるようになり、明治時代にはいち早くカタログによる通信販売を開始するなど、日本全国へ取引を拡大していった。

いちりゅうまんばい
「一粒萬倍」。

一粒の良い種から萬倍の収穫を得ることができ、それが萬倍となって広く人々に喜びを与えることができる。逆に、一粒でも悪い種を売ってしまうと、それまでに築いてきた顧客からの信用をたちどころに失うことになる。

創業から180年、信頼関係を第一とする種苗ビジネスにおいて、「一粒萬倍」を信条に業界のリーディングカンパニーとしての地位を築いてきたタキイ。これからもより良い種を世界中に届けるために、タキイの飽くなき挑戦は続く。

07. 新たな文化を創造する

街の花屋で一年中並んでいるヒマワリ。ほんの一昔前は考えられなかった光景である。当時の一般的なヒマワリは高さ2mほどで花も大きく、夏の間だけ庭先で育てるような花だった。それまでの常識を大きく覆し、1991年に切花用ヒマワリとして誕生したのが「サンリッチ」。コンパクトに改良された大きさや年中栽培できるという点に加え、花粉のないのが特長で、衣服などが汚れることがなく、切花に最適な要素を兼ね備えている。切花市場に新たな旋風を巻き起こしたこの品種は、国内シェア80%以上、ヨーロッパの切花市場を支えるオランダでも90%を占めるほどに成長。今日世界で最も流通しているヒマワリである。

近年では、ベスト・ファーザー『イエローリボン賞』(主催:社団法人 日本メンズファッション協会等)に協賛し、各界より選出された“素敵なお父さん”に贈られるメッセージフラワーとしてサンリッチが使用され、受賞者への花束贈呈や会場装飾で華やかに会場を彩っている。ヨーロッパでは父の日に黄色いものを贈るといいというならわしがある。「母の日にはカーネーション、父の日にはヒマワリを」−常識破りのサンリッチがそんな新たな文化を生み出す日も近いかもしれない。

→ さらに詳しく: 【サンリッチ開発秘話】
http://www.takii.co.jp/brand/sunrich.html

08. 明日の農業人を育てる

琵琶湖の南に位置する滋賀県湖南市に、品種開発のための広大なタキイの研究農場がある。そこに併設されているのが、タキイ研究農場付属園芸専門学校。国内業界のリーディングカンパニーとして、農業後継者や人材の育成を目指し、1947年に創立した。学生たちは実習を通じて、栽培に関する基礎知識や技術を学び、卒業後は次代の農業後継者や園芸技能者として、日本の農業を支える力となる。国内には公的機関から民間まで、農業技術を学べる学校は多々あるが、業界の中でも評価は高く、大きな信頼を寄せられている。

設立から約60年、送り出した卒業生は3千名以上。それぞれが大きな夢と希望の実現に努力し、農業のプロとして第一線で活躍している。

→ さらに詳しく:【タキイ園芸専門学校】
http://www.takii.co.jp/school/sch_menu.html